草刈りには最適な時期があり、草刈りのシーズン外で刈っても労働以上の効果が出ず「意味がない」結果に終わることがあるのをご存知ですか?
本記事では、草刈りの最適な3つのタイミング、草刈りを楽に終えられるコツ、草刈りにかかる料金、自分でやるべきか業者に頼むべきかの判断基準まで解説します。
- 雑草が伸びてきたけど面倒だな…。
- どうせ草刈りするなら最適な時期に効率よくしたい…!
- 無駄なことをしたくない…。
- 草刈りに失敗したくない…!
という方は必見です。
あなたも草刈りを効果的な時期に適切に行って、トラブルを未然に防ぎ、お家の景観を保って安心な住環境を維持しましょう。
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1 草刈りの最適な時期は年3回
草刈りは、「梅雨~夏前」「秋」「冬」の3つのシーズンに行うことが重要です。
これは、草の成長の仕組みを理解した大切なタイミングです。年に2回でも4回でもなく、年3回がベストです。
この時期を外して草刈りしても効率が下がり手間ばかりかかって成果を得られません。時間をかけても相応の除草効果が出ないのでは意味がありませんよね。楽に草刈りする上でもポイントです。
1-1 6月~7月【草の成長前・雨量が多い】
6月~7月は、梅雨で雨量が多く、太陽光も強く、さらに気温も高いので草が最も成長しやすいタイミングです。
最も草が育つこの時期に草刈りすれば、本格的に雑草が伸び切ってしまうことを防ぐことができます。
群生するワラビなどもこの時期にしっかり刈り取りましょう。
1-2 9月~10月【草の成長が止まる時】
9月~10月は、気温が低下していくにしたがって、草の成長が止まる時期なので、このタイミングで刈り取ってしまうことでダメージを与え、雑草の増殖を抑えることができます。
また、遅咲きの雑草対策にも抜群の時期と言えます。セイタカアワダチソウもこの時期に開花し成長・増殖してきますので、刈っておきましょう。
1-3 11月~12月【枯れ草対策】
11月~12月、雑草は枯れており、枯草の草刈りをする時期とも言い換えられます。
枯草とはいえ放置すると景観を損ね、翌春以降の草刈りにも悪影響が出ますので、しっかり枯草を刈り切ってしまいましょう。
また、春だけでなく冬にも発生するカメムシも、枯れ草があると集まってきやすいため、枯れ草対策はカメムシ対策にも繋がります。
草が最も成長する8月は、作業する上で熱中症や脱水症状のリスクがあり草刈りには不向きです。草自体も育ち盛りなので、刈っては伸び刈っては伸びの繰り返しになってしまいます。成長を始める夏前の時期に草刈りしておくことが大切です。もし夏場に草刈りが必要になった場合はプロの力を借りる方がよいでしょう。
1-4 【ポイント】天候にも注意してタイミングをはかる
草刈りは、雨があがった2~3日後、晴れの日が続くタイミングで行うことが重要です。
雨の降る前や降った直後に草を刈っても、雨の水分をエネルギーにしてすぐに草が伸びてしまうので、草が伸び切ったタイミングで刈ることがポイントになります。
※手で草を抜く「草抜き」をする場合に限り、雨が降った翌日がおすすめです。土がやわらかい状態なので、力を入れることなく草を楽に抜くことが可能です。
草刈りは放置していると、様々な危険を引き起こします。
- 雑草が庭や空き地を伸び放題になる…。
- 花粉症を引き起こす原因に…。
- 害虫を呼び寄せる…。
- 近所からクレームが来てトラブルに…。
時期が来たら計画的に草刈りしていきましょう。
2 草刈りを楽に終えるコツ4選
草刈りをより楽に済ませてしまいたいひとは4つのコツを押さえて草刈りを行いましょう。
2-1 事前に道具を揃えておく
草刈りには思いのほか専門の道具が必要です。作業しながら「あれがない」とならないように事前準備をしっかりしておきましょう。
2-1-1 草刈りに必要な道具
草刈りに必要な道具は次の4つです。
1:鎌、草刈り機 | 2:剪定バサミ | 3:熊手(レーキ) | 4:ゴミ袋 |
- 鎌、もしくは草刈り機(刈払機)…狭いスペースなら鎌を、広範囲を作業するならハンディタイプの草刈り機を購入しましょう。
- 剪定バサミ…鎌や草刈り機が入れない狭い場所に生えている雑草を刈り取るのに有効です。手で草むしりできる人はマストではありません。
- 熊手(レーキ)…刈った草を収集するのに必要です。草の収集作業は熊手(レーキ)がないと、中腰での負荷のかかる作業となり時間もかかって大変です。
- ゴミ袋…自治体によって草の分別・草の収集に対応してもらえるかが異なるので、自治体で処分できるかは事前に確認し、指定の袋を用意しましょう。
雑草が生えた場所は害虫がたくさんいるため虫刺されの危険があります。また、鎌や草刈り機でケガをしないようにするためにも、肌を出さない服装にしましょう。
- 長袖長ズボン
- 軍手
- 熱中症対策で帽子
刈った後の草を処分せず放置していると、悪臭が発生します。悪臭は害虫を引き寄せたりご近所トラブルの原因になったりしますので、必ず処分するようにしましょう。
2-2 雑草が生えにくくなる対策をする
ただ刈り取るだけでなく、次に草が生えてきにくくなるように対策しておくことで、年3回の草刈りが楽になりますので、押さえて作業しましょう。
草を生えにくくできる対策には「防草シートを敷く」「根っこを残して切る」「除草剤を散布する」の3つの方法があります。
草を刈った後に砂利を敷くことでも草を生えにくくすることはできますが、効果は他の3つの方法に比べて低く、さらに数年後には砂利の間から草が伸びて来てしまいます。砂利のすき間から生えた雑草の草刈りは非常に難易度も高く、手間がかかります。砂利対策はあまりおすすめできません。どうしても砂利を敷きたい場合や砂利をすでに敷いている場合は、プロに草刈りを頼むのがオススメです。
2-2-1 防草シートを敷く
防草シートを敷いて日光を遮ることで、草の成長を阻害し、雑草を生えにくくさせることができます。1m×10mの防草シートで約3,000円(税込3,300円)ほどで購入することができます。
2-2-2 根っこを残して切る
何でも根から引っこ抜けばいいと思われがちですが実は違います。
根っこごと抜いてしまうと、土を固くさせ、結果、根が強く繁殖しやすい大変な種類の雑草ばかり生えてくるようになってしまいます。
根っこを残して刈り取ることで、生えて来る雑草を、根が浅く小さく、草刈りしやすい種類に留めることができるのです。
また、多くの雑草には根元付近に新しい芽を生やす成長点と呼ばれる部分があり、そこを刈り取ることで成長を阻害することができますので、根っこを残して根元より下を切ることがより推奨されます。
- ヨモギ
- スギナ
- チガヤ
- ドクダミ
- ハマスゲ
これらの雑草は地下茎雑草と呼ばれ、土の中で茎を伸ばす多年生の性質を持つので、根元ごと絶つ必要があります。
2-2-3 除草剤を散布する
除草剤を散布すれば、短時間で草刈りでき、さらに雑草を元から絶つことができます。
アレルギー体質の人は利用に注意が必要で、散布の方法や濃度の調節など少し手間はありますが、生えにくくさせる上で高い効果を得られます。除草剤と噴霧器とで約20,000円(税込22,000円)で手に入れることができます。
2-3 障害物を事前に取り除いておく
草刈りをするお庭などに設置している園芸用品・遊具・コンクリートブロックや、草刈り場所にある石ころなど、障害物を事前に撤去しましょう。
鎌や草刈り機を手に持ったら、草を刈ることに集中できるよう整えておくことが効率よく作業するコツです。
また石ころやゴミなどが雑草に隠れていると、草刈り機を使用した場合、刃が当たった際に石が飛んだりしてケガをしたり周囲のものや家に傷をつけてしまったりする可能性があるので必ず取り除いておきましょう。
2-3-1 自分で草刈りする際の手順
- 草の処分が自治体でできるか確認、道具を揃える。
- 障害物を取り除く。
- 鎌もしくは草刈り機で背の高い大きく伸びた雑草を根を残して刈り取る。(刃は右から左へ振る。傾斜がある箇所は下から上に作業していく。)
- 狭いスペースの草を剪定バサミで切る、もしくは手で抜く。
- 熊手(レーキ)で刈った草を集める。
- ゴミ袋に雑草をつめて捨てる。
- 防草シートを設置、もしくは除草剤を散布する。
草刈りに集中しすぎて、熱中症や脱水症状になって倒れてしまう人が例年ニュースで取り上げられています。作業時間を区切ってしっかり水分補給・休憩をとるよう意識しましょう。
草刈り機での草刈り作業は思いのほか音がしますので、早朝から始めてご近所さんからクレームがでないよう、騒音に配慮しましょう。
2-4 草刈りの業者に依頼する
最も手間なく楽に草刈り出来る方法は、草刈りの業者に依頼してしまうことです。
手伝いも不要で、作業中は外出したり、自宅で好きなことをしていられるので時間も体力もかかりませんし、プロが作業するので綺麗に刈りムラなく雑草を刈ってもらえ、高い除草効果も得られるからです。
プロに依頼すれば、草刈りで怪我をすることを避けられます。実は草刈りでケガをする人は非常に多いです。
例:
・草刈り機で作業中に地面に障害物をみつけ、拾っている際に刈刃に手を巻き込まれ指が切断寸前になってしまった。
・刈刃が石を跳ねて、飛んだ石が目に当たり角膜に傷がついた。
参考:消費者庁 刈払い機による事故に注意しましょう
2-4-2 草刈り業者に依頼!料金相場
方法 | 刈り倒し料金(50平米=約15坪) |
草刈り業者 | 約18,000円(税込19,800円) |
自力 | 約6,400円(税込7,040円) |
草刈り業者に依頼する場合の料金相場は、50平米(15坪)あたり約18,000円(税込19,800円)です。
田んぼや畑、空き地など広範囲の草刈り、土手の草刈りなど傾斜のある大変な作業箇所はプロを活用するのがいいでしょう。
2-4-3 【写真付】片付け110番で実際に草刈りした施工事例
実際に片付け110番に草刈りをご依頼頂いたかたの施工内容をビフォーアフターのお写真・料金とあわせてご紹介します。
90坪の空き地の草刈り
BEFORE
AFTER
実際の作業料金 | 76,950円 |
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お客様のご要望 | 7/13作業希望 |
担当のコメント | 2か所からの草刈り希望のお客様。40坪と50坪の2か所の草刈りをしてほしい。とのことでした。現地にお伺いさせていただき草の状況などを確認し正確な金額をご案内させていただきました。金額ご了承いただき作業をさせていただきました。お客様に作業後を確認して頂いたところきれいになった!とお喜びいただけました。また、お困りの際はお声掛けください。ありがとうございました。 |
キャンペーンコード | 432507 |
片付け110番に依頼される前は、どんなことで悩んでいましたか? |
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手が足りていなかったので |
片付け110番を知ってすぐに依頼しようと思いましたか?もしそうでなかった場合は、どのような不安がありましたか? |
金額の不安 |
色々なサービスがある中で、何が決め手となって片付け110番に依頼されましたか? |
日程が早急に対応していただいた |
実際にご利用になっていかがでしたか? |
たいへんよかったです |
最後にサービスの点数を教えてください! |
100 |
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3 草刈りは自分で?業者に依頼?判断基準
草刈りを自分でやるべきか、業者に任せるべきか悩んだら、次の8つのポイントを確認してみてください。
- 即日で草刈りを終えたい。
- 草刈りの面積が広く人手が必要。
- 刈った後の草の処分ができそうにない。
- 腰痛持ちである。
- 芝生の芝刈りをなんとかしたい。
- 一緒に庭木の剪定や伐採もしたい。
- 太陽光パネル周辺の草刈りをしたい。
- 急斜面の草刈りをしたい。
上記のいずれかのケースは、草刈り業者に依頼したほうがメリットが大きいといえます。見積もりを取って、草刈りシーズンに依頼できるよう計画的に依頼していきましょう。
4 まとめ
草刈りの時期には、「6月~7月」「9月~10月」「11月~12月」の3つの最適なタイミングがあります。
適切な季節外で作業すると、非効率になってしまいますので注意しましょう。
楽に草刈りを終えるコツは、「事前の道具の準備」「雑草が生えにくくなる対策」「障害物を事前に撤去」「業者依頼も視野に入れる」の4つを押さえることです。
草刈り業者の費用や、自力か?業者か?の判断方法までご紹介しましたので、ご自身にとってメリットがある方法を選択してください。
草刈りは景観を損なう以上に、健康を損なわないためにも、防犯対策にも、害虫やご近所トラブルを避けるためにも大切です。
本記事が、無駄なく効率的に自宅・お庭・空き地の草刈りをする一助になれば幸いです。